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高齢者やご家族が満足している介護施設の設備

介護施設ならではの設備

重視すべきは快適かどうか

最近の介護施設は設備が充実している

最近の介護施設は設備が充実している

介護施設の数は年々増加しています。実際にそこで生活する高齢者やご家族の満足度を得ることが利用者の増加につながるため、設備やサービスに力を入れているところも少なくありません。特に高級な介護施設ほどその傾向が高めで、さまざまな設備をそろえています。

満足している設備・不満な設備

では、高齢者が満足している設備や不満な設備とは何でしょうか。実際に入居している高齢者とそのご家族にアンケートを取ってみると、満足している部分と不満な部分が大きく分かれていました。
まずは満足している部分からみていきましょう。アンケートの結果を満足度順に並べると普段過ごす「居室」が1位、2位は「食堂」と「リビング」、それに毎日使用する「トイレ」が3位、「浴室」が4位、「エレベーター」が5位、と続いています。介護施設にしかない設備、というよりはどこにでもある基本的な設備が上位を占めていることが分かりました。日常的に使用する設備や場所に満足しているということは、「居心地がよい」「快適に過ごせている」ということを表しています。他の介護施設と区別をつけるために特別な設備を導入しているところもありますが、この結果をみると入居者が何を求めているのかが自然に理解できます。
次に不満な部分についてみていきましょう。アンケートによると「売店がない」「理美容室がない」といった不満の声があるようです。ですが、割合でみると不満を持っている人はそれほど多くなく、「しいてあげるなら」という理由で出た部分なので、現在介護施設に入居している高齢者やそのご家族は今の設備に満足している、と考えられます。

特別な設備よりも快適かどうかを重視

介護施設といえば、介護を必要とする人も満足のいく生活ができるように環境が整った場所、とイメージしがちです。実際に「大きな温泉がある」「フロアごとに浴槽の種類が違う」「温泉設備が完備されている」「運動施設やゴルフ場が設置されている」「老舗寿司店の出張料理や一流フレンチ料理が提供される」などの豪華なサービスを提供している介護施設もあり、そこで快適に暮らしている人もいます。毎日過ごす場所なので設備が充実していればその分、快適には暮らせますが、「居心地がよいかどうか」は別問題です。
介護施設で働くスタッフの対応や介護のきめ細やかさ、など目にみえない部分を求める高齢者も少なくありません。それは先ほどの結果からもよく分かります。介護施設に入居している高齢者のほとんどは豪華な設備ではなく、生活空間としての快適さを求めているのです。

高齢者が心地よい環境をつくるために